2010年6月29日火曜日

PATTI SMITH

本日は写真集のご紹介です。


パンクの女王パティ・スミス

彼女の大学生時代から世界的な成功を収める70年代後半までのポートレート集です。

多くのロックミュージシャンの写真を手掛けるをフランク・ステファンコが撮影。

size H.320mm×W.240mm

     price 4.800 yen(税込み)


未発表作品多数アリ!

フォトT欲しいですね。

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2010年6月26日土曜日

漫画がはじまる


本日ご紹介する本は、『漫画がはじまる』

バスケットマンの永遠のバイブル『スラムダンク』をはじめ、『バガボンド』、『リアル』という不朽の名作達を産み出した井上雄彦氏を、詩人伊藤比呂美さんがインタビューするという形式の対談集です。

長い年月言語芸術に携わってきた伊藤さんが、同じ物書きという視点から、また何より1年間何度もスラムダンク全巻を繰り返し読んだという大のフリークという視点からと、作品、そして井上雄彦自身を心地よい対話で深く明らかにしていきます。


井上作品ファン必読の一冊です!

            From Kenshi

2010年6月23日水曜日

8分目


この時期の風物詩と言えば、蛍、紫陽花、田植え、カタツムリ....、みなさんは何個制覇しましたか?
僕は2つ!!
最近真剣に見直そうと思っている言葉が『腹八分目』
かなりしばらく肥満気味の体系を維持してしまってますが、もちろんここはいろんな意味で。
過ぎたるは及ばざるが如し
確かに、ありすぎも無さすぎもよくない。
何よりありすぎじゃつまらない!
って思うことありませんか?
      From Kenshi

2010年6月21日月曜日

右脳を...

本日は学習本を紹介します。

2000枚にも及ぶ、丸や楕円、三角形、正方形、長方形の切り抜き式のステッカーパーツを組み合わせて、人や、動物、乗り物、植物と様々な「かたち」を作り出すことができるシール型絵本。

物のおおまかな形を理解し、表現に繋げる学習ができます。

さらに、ステッカーは半透明でできているので、異なる色を重ねることで、新しい色を作り出すお勉強だってできちゃいます。(例 青+黄=緑)

ステッカーは何度も、貼ったり、剥がしたりできるようになっていて、キャンバスとなるこの本のサイズは H278mm × W285mm としっかり大きめ。

自由な発想で無限の可能性を秘める 『ステッカー プレイ ブック』は、ニューヨークはメトロポリタン美術館が監修。

大人も一緒になって楽しめる一冊です。






少なめの入荷ですのでお早めに
                From Kenshi

2010年6月18日金曜日

イベントのご紹介です。

雨が続いてますね。

ベタベタと皮膚的に不快感があり、ふと気付くとイライラしてたりします。ですが、私は百姓の子なので、これがないととも思います。


本日はイベントのご紹介です。


s e n t e n
ご近所の喫茶ジジさんで、長岡千陽さん(やきもの工房 京千)の展示会をやられるそうです。

案内のちらしを持ってきていただいたときに、こういうものに詳しくないものだから、

「有名な方ですか?」

と尋ねると、

「まだ、そんな有名!!って感じの方ではないですよ。」

と、

「では好きな感じなんですか?」

と尋ねると、

「好きなんですよ。」

と、しみじみ答えられたジジさん。


やっぱりそれが一番ですよね。


期間は7月5日(月)から17日(土)まで、休み無しでやられるそうです。

どんな感じの展示会になるか、楽しみです。

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2010年6月15日火曜日

かくし味は旅を少々

今日は料理本のご紹介です。


作者は、NHK「きょうの料理」やTBS「はなまるマーケット」でおなじみの料理家・枝元なほみさん。彼女は実は大の旅好きで、忙しいスケジュールをやりくりしては、アジア、ヨーロッパ、アメリカと、さまざまな国を訪れて来ました。

そんな彼女が旅先で出会った味と人々の記憶を、独特のゆったりとした文章で綴った紀行エッセイです。

心にも体にもやさしく効く1冊。

オリジナル料理のレシピも満載です。

ワイルドポークとキャベツの煮込み


昨日は久々にテレビの前でガッツポーズ!

19日も楽しみですね♪

         From Kenshi

2010年6月11日金曜日

1周年です。


おかげ様で "CAFE & BOOKS MUCUS" は、本日ちょうど1周年を迎えることができました。


姉妹店のスタッフ、同業者の方々、友達、家族、ご近所の方々、そしてお客様、皆々様のお力添え、ご愛顧の賜物だと思っております。



誠にありがとうございました。



早すぎる一年ではございましたが、来年はさらに良い店となりこの日を迎えられますよう、日々励む所存であります。



これからもどうぞ宜しくお願いします。







              From Kenshi

2010年6月9日水曜日

インドからの留学生

今日の昼、一人のおじさんが店に来た。


ちょうど外を見ていて、玄関前の横断歩道を歩く彼をめずらしさも手伝って眺めていると、足と目が明らかにこっちを向いている。

まさかと思うと、そのままスッとご来店。

店に入るやいなや、社員証などが入ってそうなビニールのケースを僕の目の前に差し出した。

中には『私はインドから来た留学生です。絵やアクセサリーを買って下さい。』みたいなことが書かれている紙が入っていた。

字は明朝で紙はだいぶ黄ばんでいた。何年持ってるんだろう?学生??と思いながらその紙とおじさんとを交互に見比べていると、店の電話が鳴った。

「Just a moment , please .」

合ってるかどうか分らないがとっさに口から出た。

電話を切ると、ノンアルコールビールを注文された。

栓を抜き、代金と交換するとほぼ同時に絵を見せられ

three thousand five hudred yen.

いきなりこう言われた。

「スリー‥‥三千五百円?!」

と聞くと、

「そう、さんぜんごひゃくえん。」

と返して来た。

かなり聞き取りやすい日本語だったので、百戦錬磨なんだろうな、と思ってしまった。

日本に来て6年目で、この前まで福岡にいたらしい。

見せられた絵は、誰でも見たことのある有名な絵(風景画など)贋作が多く混じっていて、聞けば、アルミ箔にスプレーを吹き付けて製作してあるものだそうだ。

絵としては全く好みでは無かったが、物としては素直にきれいだと思った。



「ここで売ればいいよ。500円ぐらいのアルミの額に入れて売ればきっと高くで売れるよ。他のどこにもないよ、こんなもの。」

と言われた。

きれいだけど、正直売れないだろうなぁ。と思った。



友人がちょうど、早岐茶市で、南米雑貨とアジア雑貨を扱っているお店を出していた。

ここからはだいぶ距離があるので、おじさんにここまでどうやって来たのかと聞くと、自転車でと言う。

友人も乗るか、おじさんも行けるのか、かなり微妙なところだが一応と思い友人の携帯に電話しどうかと聞くと、二つ返事で断られた。



力にもなれず、別に欲しくもないのに、値切るのも嫌だったので「ごめんね、ごめん。」というと、向こうのほうから「いくらなら買うか。」

と言ってきた。

原価が知れたものだということは分かっているし、それを基準に算出した金額を支払ったところで、このおじさんは実際今、日本にいるのだから何の足しにもならないだろうし、納得もしないだろう。

この世界中の格差のおかげで、日本は何不自由無い暮らしができていると思うのだが、食うか食われるかの社会でもあるわけだし、食われるのは気分的に嫌だとも思った。

商売なら仕方ないが、格差の恩恵を受けていながら、こういう取引だけフラットに、というのは、偽善と自覚しながら抵抗がある。

だから、正直にこの金額なら払えるという金額を言った。

顔がかなり渋くなったが、オーケーしてくれた。


「まだあるよ。」と言って黒の合皮のバッグから絵を出してくれた。

残念ながら好みの物は無かったが、せっかくきれいな物だし姪っ子達へ何かプレゼントしてあげることにした。

そう思いながら、物色していると、

「山、高く売れるよ。」

と言って来た。

イントネーションと言葉の組み合わせで、どうしてか分らないが、心の中で吹き出してしまった。

どうしてかを考えると、やはり、日本人の笑いは深いと思いながらも、暗いとも思った。

絵には、作者のネームがサインしてあるものもあり、一体どんな人が作ったのかと尋ねると、友人と言う。

半分は遠い国でこの絵を製作したインドの友人の小話が出ることを期待し、もう半分は疑心から、そのネームの字を一文字、一文字、黙読しつつ友人の名を聞くと、おじさんの声は止まった。

友人の名前を忘れてしまったのか。疑うこっちもこっちだが、嘘ならそういうのはやめて欲しいなと思った。


ミューカスは洋書を扱っているということもあり、外国へたまに行く方、留学する方、留学していた方、そしてバックパッカーの方などがちょこちょこいらっしゃる。

おかげで、さまざまな国のちょっとした経験や感想を聞かせていただく機会があるのだが、中でも一番興味をそそられるのがバックパッカーの方の話だ。

彼らこそ地球人であり、共感できる感性を僕は持ち合わせてないのだが、その感覚は胸に沁みそうな気になるものが多くある。

そして、そのバックパッカーの方達が口を揃えて凄いと言う国がまさに「インド」なのである。

しかも余談だが、少し前に手塚治虫先生の『ブッダ』を読んだばかり。

僕の中でインドという国とそこに生きる国民は、少しだけ特別なものになっていた。

人間というものの真理があるような気がするのだ。


目の前にいるインド人のおじさんの茶色の目を、会話する間中ずっと見ていた。

数えきれない人達とコミュニケーションをとってきたであろうこのおじさんの目は、濁っているようにも、またとても澄んでいるようにも見え、まるで自分の底を見透かされているようで、吸い込まれてしまいそうな気分になった。


とにかく小さい子が喜んでくれそうな絵を選び、それと友人用にもう一枚、お金を支払った。

取引が成立すると、ものすごくすぐに彼は帰る仕草を始めた。

最後にわかったことだが、自転車は折り畳み式で、福岡からはバスで来たらしい。

そりゃ6年も日本にいればバスぐらい乗るだろう。

勘違いで、悪い癖の変な同情をしたせいか、納得して支払ったはずの金額がなぜかぼったくられた気分になった。

冗談風に「何か1枚サービスしてよ。」

というと、「こんな金額で売ったことないよ。」

と言われた。

最後に、インドのどこから来たのかと聞くと。

「ボンベイ。」

とだけ答え、彼は自転車にまたがって、misarossoの方へ続く緩やかな勾配を登って行った。


買ったのはこの絵、


この写真よりはずっときれいで、姪っ子はきっと喜んでくれるはずだ。

でもこの絵は本当にインドの物なのか?と思いパソコンの前へ

[インド アルミ 絵]と入力し検索すると、このおじさんのことを書いてあるらしいブログがいくつもあった。(笑)しかも、『名倉師匠』と例えてあるものなんか、間違いなく同一人物だ。

どうやらみんな満足しているようだ。


僕もこうしてブログに書いているわけだが、あのおじさんのために僕がいくらで絵を買ったかだけは言わないでおこうと思った。


今度は、好みの物を持って来てくれないかなぁ〜

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2010年6月8日火曜日

営業時間変更

営業時間変更のお知らせです。

深夜2時までの営業でしたが、夜12時までとさせていただきます。

オープンは今までどおりの12時からです。

遅い時間に足を運んで下さった方、どうもありがとうございました。

           From Kenshi

2010年6月7日月曜日

hinata デパート終了

土曜・日曜と西部ガスリビングスタジオでのイベント『hinata でパート』に出店させていただきました。

10時から17時までの営業でしたが、開店するとすぐ沢山の人だかりで、それが連日夕方まで続くという大盛況でした。

数日前、西部ガスの方と、出店されるお店の方と、"今回の集客" について、少し話す時間があった際、

「今回はこのぐらいかな?」

という西部ガスの方に対して、「いやいや、このぐらいは余裕でお客さん来らすでしょう。俺たちを、舐めちゃあいけねぇですよ。」

とおっしゃってた店の方の言葉が頼もしく、ずっと耳に残っていましたが、その言葉どおり、若者、お年寄り、カップル、家族連れ、幅広い世代の人達がたくさんいらっしゃいました。

一日目の出勤時、余裕の近所のジジさん
朝、準備中のみなさんにふるまわれていた、差し入れの珈琲、ご馳走様でした。


ミューカスの方はというと、普段はあまり来店されない年配の方や、いちげんさんからも十二分な反応を頂きました。特に、新しく仕入れた本や雑貨が好調で、今後の期待も膨らみました。



バタバタしていて、結局二日目の片付けのときにしか会場内の写真が撮れませんでした。


1Fのマーケットは、いくつもの業種の店が混在していたのにもかかわらず、統一感がありお客さんの流れをとてもスムーズに感じました。

微妙に仕切りがわりになっているこの木が良かったのだと思います。プロデューサーは『HANAわくすい』高塚さん。『西海園芸』さんが、この日のために山から掘って来てくれたものらしいです。さすが!


出店されていた方は、今回初めてお会いした人やまだ何度もお会いしてない人ばかりでしたが、とにかくみなさん接し方が柔らかく、そんな雰囲気の中だからなのか、お客さんも始終楽しそうで、親切と笑顔と活気に包まれた二日間でした。

次がありましたら、また是非是非宜しくお願い致します。

    From Kenshi

2010年6月1日火曜日

お知らせです

6月5日(土)6日(日)に開催される、西部ガスイベント『hinata デパート』出店に関する告知の補足です。

hinataデパートでの時間は10:00~17:00となっております。

よって、店での営業開始はその後、18:00からとさせていただきます。

カフェ希望の方は、そちらに合わせて。

遠方からいらっしゃる予定の方もどうかご注意下さい。

     From Kenshi