ある朝、グレーゴル・ザムザがなにか気がかりな夢から目を覚ますと、自分が寝床の中で一匹の巨大な虫に変わっているのを発見した。
という有名な冒頭から始まる中編小説。
父、母、妹と暮らす一家の大黒柱である主人公の男グレーゴル・ザムザ、一体なぜ自分の体が虫に.....、謎は究明されぬまま、ふだんと変わらない、ありふれた日常がすぎていきます。
事実のみを冷静につたえる、まるでレポートのような文体が読者に与えた衝撃は、様々な解釈を呼び起こした、海外文学最高傑作のひとつです。
2時間あれば読破できる本ではないかと思います。
2階へ上がる階段右脇の棚に置いておきますので、気になる方はどうぞご覧になって下さい。
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