ミューカスの入り口を見て右側に見本の書籍を並べておりますが、その下段に小さい鉢に植えた植物を置いています。
私の義兄が育てているものを、お裾分けしてくれた多肉植物です。
基本的に強いものだから、2週間に1度くらいの水やりでも大丈夫だと伺っていました。
今年の夏はこれでもかってぐらい晴れが続いた時期がありましたがちょうどその頃に、気付いたときにはやや元気がなくなっているものもあったりして、急激に枯れるようなものでもなさそうなので、実はもう死んでたりしないかなと、少し不安に思っていました。
そのうちの一つにサボテンのトゲが少し枯れ気味のものがあったんですが、3日ほど前にかわいらしいけどどこか神秘的な花を咲かせてました。
単純にきれいだと思う気持ちと、珍しいものを見たという気持ちと、生きてたんだなという安心と入り混じりテンションが上がりました。
以前、現代アーティストJunko Suzuki さんが店に子供の掌ほどのサボテンの花を持ってきてくれました。 水を入れた容器に挿し、カウンターに飾ってたんですが、翌日にはしおれてました。
せっかくいいものをいただいたのに、なぜだろう?と思い、花屋さんに電話して訪ねたり、ネットで検索したりしたんですが、原因がわかりませんでした。
このミューカスで咲いたサボテンも残念なことに早々と花びらが閉じました。
が、翌日元気に咲いているところが確認できました。
おそらく日照時間に合わせて開いたり閉じたりしているみたいです。
ゴツゴツ、トゲトゲした体からは想像できないきれいな花を咲かせるサボテンを、アンバランスだなとか意外だなとか思いもしましたが、ふと気付くと何をゴツイとかキレイとか認識してるのは私の勝手なわけでして、私が知らなかったというだけで、昔からずっと過酷な環境の中でそのスタイルを維持している当たり前の生物をアンバランスな植物呼ばわりするとは、つくづく自己中心的な解釈をしているなと反省したりもしました。
相手が植物だったからまだ良かったですが、人間相手にやらないように気をつけます。
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