MUCUS (ミューカス) ではフレンチプレス式という方法を採用しています。
フレンチプレスはコーヒー豆が持つ味をダイレクトに出す抽出器具です。
コーヒーのおいしさは豆に含まれる油分の中に溶けています。その味わいや、香り、風味が溶けている油分を逃さず最大限に抽出できるのがフレンチプレスの大きな特色です。 ですが、この特色というのは、必ずしもいいことばかりではありません。 コーヒー豆の味が全て出るということは、あまりよくない豆を使用した場合、悪い味すら出してしまうということです。
そういった理由から、フレンチプレスでコーヒーを淹れるためには新鮮で『良い豆』を使わなければいけないというのが最低の条件になります。
その点、私どもは幸いにも同じ佐世保市内の矢峰にある『My珈琲』さんから豆を仕入れることができました。ここでは自家焙煎をされていて、今使わせて頂いてるのが、ブラジル、タンザニア、インドネシア、コロンビアの豆をブレンドしたものだそうです。豆を受け取る際には、今回の豆の状態と淹れるときのアドバイスを細かにしてくれます。 おかげで安心してお客様に出すことができています。
山口さん、いつもありがとうございます。
では、次は実際に私がどうやって珈琲を淹れてるのかを簡単に説明いたします。
コーヒー豆は生鮮食品です。粉の状態で保存すると空気に触れる面積が増えるので、酸化しやすくなります。ですから、まず淹れる直前に豆を挽くことからはじめます。
次に挽いた豆と適量の湯をフレンチプレスの中に入れ約4分間蒸らします。それからプレスのつまみをゆっくり押し下げます。このとき金属の細かいメッシュでコーヒー粉に圧をかけろ過しています。
それから容器に注いで完成です。多少粉っぽさが中に入ってしまいますが失敗ではないのでご安心下さい。
一杯のフレンチプレスコーヒーを入れるのに約5分の時間を頂いてます。決して短い時間だとは思いませんが、その間周りにある本をご覧になって楽しく過ごしていただけたらとてもうれしいです。MUCUSは基本的にセルフサービスの店ですが、早く2階に行きたいという方には、私に余裕があればできるかぎりの対応をとるつもりです。 忙しいときにはまことに申し訳ございませんが、下から声をかけますのでご協力宜しくお願いいたします。
こちらが今使っているボダム社のフレンチプレスのコーヒーメーカーです。シンプルで美しいです
ボダムは、デンマークのキッチンウェアメーカーで北欧らしくデザイン性、機能性にとても優れ世界各国で愛されてます。
気になる方はこちらhttp://www.bodum.com/b2c/?shpId=3をご覧下さい。
余談ですが、デンマークといえばイーベン・ヤイレが出てきます。
『ハイ・フィデリティ』という映画の中のローラ役の彼女は100%好みというわけではないですが、どこかとても惹かれ何度も見てしました。
長くなりましたが、次回は本の紹介をしようと思います。
From Kenshi
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